『ブックストア ニューヨークで最も愛された書店』

 未だ足が痛み、リハビリ以外の外出もままならず、うちで静かに過ごすこの頃。『ブックストア ニューヨークで最も愛された書店』リン・ティルマン著 (晶文社)読了。1978年からNY アッパーイーストに存在した書店、「ブックス・アンド・カンパニー」、約20年にわたる活動を店主、店員、顧客達、本を愛してやまない人たちの証言でつづったノンフィクション 。面白かったです。一覧がついているほど数多くの登場人物のなかでも、ウッディ・アレンの序文が泣かせます。彼の映画『世界中がアイ・ラブ・ユー』にも登場したらしいので、要チェック。ホイットニー美術館の近くだったらしい、行ってみたかったなあ。

 Amazon のマーケットプレースで買った本なので書き込みありは承知していましたが、しっかりと三色ボールペンで色分けして引いてあったのには苦笑。「どうしたらお客が本を買いに店に来てくれるか」あたりには力強く、赤の線。うーん、前の持ち主の方、書店関係の方でしょうか。

ブックストア―ニューヨークで最も愛された書店

ブックストア―ニューヨークで最も愛された書店