Someday  いつかはきっと・・・


『いつかはきっと』(シャーロット・ゾロトフ文、アーノルド・ローベル絵、矢川澄子訳:ほるぷ出版)は、ささやかな夢が望みがかなって幸せいっぱいの女の子エレンが主人公。バレエの先生に褒められたり、パパやママにお利口さんて言ってもらったり。大人からみれば何てことなく見えるような、そんな小さな望みが一つ一つかなえられていったら……いつかは、きっと そうなるんだわ。ちょっと得意げなエレンの笑顔を見ていると、おなじみのマザーグースの一節を思い出します。

女の子って なんでできてる?女の子って なんでできてる?
おさとうに スパイス すてきなもの いっぱい そんなもんで できてるのよ

女の子の夢、すてきなもの一杯があふれる小さな暖かい絵本です。ところで、男の子のほうはって いうと、

男の子って なんでできてる?
かえるに かたつむり 子犬のしっぽ そんなもんで できてるのよ 

・・・ふーむ、こひつじ1号くらいの男の子を見ていると、テレビの影響か、「ドキュン、ズコーン、バキーン」でできてるように思えるけれど…

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