引越し その1

 引越し当日を迎えました。これが最後の引越し、と思いっきり「捨てる生活」をするつもりでしたが、日々のあわただしさに追われるままに日は過ぎてゆき、当日を迎えました。引越し屋さんが入るなり、「多いなあ・・・」。で、汗ばむような陽気のなかで荷物を出したのが午後1時半ごろ、さあ、最終そうじをと思って掃除機をだしたところが、なんと目詰まりをおこしてどうにもすすまない。ベッド下のじゅうたんに猫ども毛が大量にからみついて埒があきません。この調子では終わりそうにもなく、掃除機を買いに走る羽目になりました。なんだかんだで家を後にしたのが午後8時半。
 これからの生活激変を察知し大騒ぎの猫どもを二つのケージに入れ車に積み込み、常磐道をひたはしり山の家に着いたのが夜中の12時前でありました、ああ疲れた。山では家人がストーブをたいて待っていてくれました、感謝。
 ちなみに、ものの本によれば捨てられないもの第一番が手紙と写真とか。今回もこれが鬼門でした。「ひつじや」が一人暮らしをしていたころの家族に送ってくれた近況報告、「お子様ジャーナル」。喰いものやからの手紙、まきおくんが幼稚園時代の「My  Book」(お絵かき帖なんですが・・・)などなど開いたが最後、作業はストップ、こうしてものはたまっていくのですねえ。