悪筆

実家の母が齢70を過ぎて書道の稽古に通い始めたという。すでに年賀状なども達筆すぎて読めないほどだというのに、万葉仮名に挑戦しているそうな。驚くべきチャレンジ精神。省みてわが身は自他ともに認める悪筆。先日もひつじや宅にジャムを送ったのだが、こひつじたちは「いちじく・ゆるゆるジャム」とひらがなで書いたラベルが読めなかったらしい。聞けば、先々月送ったバースデーカードも全部は読めなかったという…。その昔、ひつじや達が学校に入って字を習い始めた頃、あっち向き、こっち向きした字を直しながら「字は人に読んでもらうためにあるんだよ」などと諭していたのだが・・・、ああ。

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今回は暮しの手帖第3世紀のもの2冊と絵本3冊。
暮しの手帖86号には「たがやし ひとなる」と題して私立椛の湖農業小学校の記事が7ページにわたって掲載されている。小学校といっても4月から約半年のあいだ毎月1回、季節の農作業を楽しむというもの。1995年にはじまり今も地域に根づいているこの試みをはじめた安保さんは、あの「全日本フォークジャンボリー」の仕掛け人だった!

 ←「ふたり」瀬川康男 ねことねずみの楽しい絵本。