ジャケット

■「今朝はどこも道路が凍結しているから気をつけなせえ」と新聞配達のおじさん。進入路だけでなく下の村道もツルツルだそうだ。通勤の家人からも峠は全面凍結で危ないから迂回して降りるようにとのメールあり。発送などの用事があったので大回りして出かけた。帰り道は陽も射してきたことだしと峠を越えて帰ってみたが日陰部分はやはり全面凍結、びくびくの運転で無事帰宅。夜になって、また雪。

■ジャケット [DVD]（WOWWOW）

タイトルのジャケットとは拘束衣のこと。湾岸戦争で記憶障害になった主人公を演じるのはエイドリアン・ブロディ。殺人事件の犯人として逮捕され、犯罪者用の精神病院に入れられてしまう。かつての映画「キャッチ22」を思わせる病院内で院長？（クリス・クリストファーソン、懐かしい！）の命令で行われた異常な療法により、彼は1992年から2007年にタイムスリップしてしまう。フラッシュバックを多用した前半は見ていて落ち着かなかったが、キーラ・ナイトレーとの再会あたりからタイムトリップものが苦手な私でも引き込まれていき、最後は涙目の結末。エイドリアン・ブロディは、もっとしっかりとごはん食べなさいと言いたくなるようなヤセ具合で痛々しい。俳優陣はなかなかの方々が揃っているのに出来がいま一つかな。音楽はブライアン・イーノ。エンドロールで流れた曲が良かったのだけどタイトルなど未確認、歌っていたのは誰でしょうか？舞台は冬のバーモント、本当に寒そうでした。