以前はよく聞いていた(というか、まともに入るのはこれだけ…)NHKラジオ第一だが、4月の番組改編以来朝夕ともにどうもなじめない。「私も一言!夕方ニュース」の売り物らしい「私も一言」が余計なのだ、といっても一人ぽつねんと夕方の台所仕事をするのもイヤなのでネットラジオや昔の音楽をかけたりしている。遠のいたラジオではあるが、いつの放送だったか老人介護の話をしていた理学療法士三好春樹さんの話が興味深く名前だけメモしておいた。

改めて調べてみると、「痴呆は脳の病気ではない。関係障害だ」というこれまでにない視点から、従来の“訓練”という枠を超えて老人の生活づくり、関係づくりを具体的に提案、全国で実践に向かっておられる方らしい。要注目。

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

生活とリハビリ研究所(三好氏主宰の事務所、情報満載)

老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた (新潮文庫)

EAST誌に掲載された三好氏の紹介記事


後期高齢者」である実家の両親のもとにも新しい保険証が届いたらしい。名刺サイズだとは聞いていたが、母によれば「字が小そうて読めんし、ぺらぺらの紙じゃあなくしそうじゃ。台紙から切り取る形式だったから新しい保険証とは気がつかん人も多かろう、診療所の窓口でも混乱しとる」という。お上は誰のほうを見て仕事をしているのか!80歳を過ぎた叔母も怒っている、「80過ぎりゃあ、前期も後期もないっ!」世のじいさん、ばあさんの皆さま、怒りの声をもっとあげてください。