インディ・ジョーンズ

梅雨が明けたというのに朝から雨。この雨では作業もできないというので、午後から家人の希望で「インディアナ・ジョーンズ/クリスタル・スカル」を見に行った。公開直後に見てきた子ひつじが「インディジョーンズはおじいちゃんだった」と言ったそうで、皺だらけのハリソン・フォードはいやだなあと思ったのだが、子ひつじから見れば私も同じくおばあちゃんなのだった。

夫婦50割引きが続行中なので運転免許を出そうとすると、窓口のお姉さんが「シニアですか?」どちらの割引でも一人1000円だが……「違います!」

映画の舞台は1950年代。米ソ冷戦、核実験、ロズウェル、ナスカ、宇宙人と盛り沢山な話題、それはないでしょうよと突っ込む間もないほどの展開、ぐじゃぐじゃと湧き出てくる気味悪い軍隊アリ、宝物に至る壮大なからくり。インディ・ジョーンズならでのお約束もちゃんと用意されていたのに、もう昔のようにわくわくしないのだった。見終わった後でぐったり疲れたのは私が年をとったからだろうか。

スピルバーグ様、もう、このシリーズはこれっきりにしてくださいませ。