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『考える人』のメルマガ300号、今回は来月が17回忌だという干刈あがたさんのことだった。もう、そんなになるのか。
干刈さんがいなくなったことは、その後の日本の文学に大きな欠落をもたらしたかもしれません。しかし、そう嘆くこともないだろう、と初めて思えるような気がしました。私たちが干刈さんの小説やエッセイを読み返すことによって、干刈さんの遺したものは、ますます光り輝いてゆくにちがいない、と思えたからです。私はこれからまた、干刈さんの小説を読み直すことにします。(考える人メールマガジンより引用)
『ゆっくり東京女子マラソン』、『しずかにわたすこがねのゆびわ』、『ウホッホ探検隊』、『黄色い髪』…。何冊か読んだはずだが、タイトルが思い出せない、あー。何冊かは文庫化されているし、河出書房新社から『干刈あがたの世界』が出ているらしい。私も読み直してみようと思います。
- 作者: 干刈あがた,干刈あがたの世界刊行委員会
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1999/03
- メディア: 単行本
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