『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

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スカパーガイドの二行ほどの紹介記事によれば「実在のラジオ番組をモチーフにした群集劇」、ロバート・アルトマン監督の遺作となった作品(2006年)で、撮影現場には車いすで立ち会われていたそうだ。
ミネソタ州セントポールのラジオ局で30年以上続いたラジオショーが企業買収により打ち切られることになり、今日が最後の公開生放送。いつもと変わらない軽妙なテンポで番組を進める司会者(ギャリソン・キーラー本人)をはじめ、スタッフや出演者など舞台裏の人間模様が描かれる。
映画の原題は"A Prairie Home Companion"(プレーリー・ホーム・コンパニオン)、ラジオ番組のタイトルそのまま。実はこの番組は昔よく聞いていたので私的には大当たり!ラジオショーの雰囲気そのままで涙が出るほど嬉しい映画だった。(実際の番組のほうは現在も放送中→公式サイト
舞台に登場するのはカントリーやブルース、ゴスペルといったどこか懐かしさを感じさせる音楽、メリル・ストリープと懐かしいリリー・トムリンのジョンソン・シスターズやその娘がリンジー・ローハン。皆さん、意外に歌がいい味を出していて、なかでもぐっときたのがジョンソン・シスターズのGoodbye to Mom ()そして、こちらのYou Tubeには司会者も登場、どうってことないおじさんに見えますがなかなか芸達者な方なんです。↓