朝6時半の外気温は5℃!寒い!
川内村で行われた交流会に初めて参加した。この村だけでなく広くあぶくま地域に住む方々に声かけされた催しで、今年で3回目だという。今回は「日本一のふるさとを創る会」代表・小林富久寿氏が、福島市の蓬莱団地を中心とした無料バス―くるくるバスの運行を実現させた小林悦子さんの活動、地域で必要だと思うことを数々の困難を乗りこえ取り組む姿勢を紹介、また福島を魅力あるふるさとにと熱く語られた。お昼には村のハレの煮炊きものの数々をバイキング形式で美味しく頂いた。午後は意見交流会、世の中にはいろいろな方がいらっしゃるなあと今回も感じいった次第。
定年後、田舎暮らしをしたいと願う熟年男性は多いが、奥様がいい顔をしないという話はよく聞く。その理由の第一が医療体制が良くない、次が文化的な乏しさ、第三が買い物の不便さだそうだ。確かにどれも当たっている。病院が遠いのは確かにそうだ、今はまだいいが70、80歳になったらどうするか、考えておかなければいけない問題ではある。
文化面で美術館や施設が少ないというのも、すべてが一極集中の現在では確かにそうかもしれない(新聞見て、ああこれ見たい聞きたいと思っても皆首都圏だものね)。でも、東京に住んでせっせと美術館などにブランド志向で足を運ぶことだけが文化的なことかしらん。地域づくりに片足でも突っ込んでみるのも文化ではないのと思えるこの頃(自分でなにかやってるわけではないが…)。お買い物も確かに不便、でも裏返せば本当に必要なものしか手に入らないということじゃないのかね。モノよりココロ、お金より人。
【後記】奥様が田舎に来たがらない云々は定住や二地域居住を推進したい行政サイドの方から出た話題。来る、来ないはそれぞれの生き方の問題、行政には住民が生きのびてゆくための暮しの根っこのところ、医療、福祉、介護などをきちんと押さえてほしい。
★蓬莱まちづくりコミュニティの紹介記事→ http://www18.ocn.ne.jp/~kurinton/kobayasyietuko.html