茂田井武の世界展@喜多方市美術館

なんだか懐かしい夢の世界。彼の絵はキンダーブックでリアルタイムに見ていたのだと思う(たぶん)。小さな美術館でゆっくりと茂田井さんの世界に浸ることができ、本当に良かった。幸せだった子ども時代、カバン一つでシベリア鉄道に乗りこみパリで過ごした20代前半、家庭を持ち子どもたちと過ごした日々、幸せな記憶の一つ一つがずっと彼の心の中に生きていて、ひたすらそれを紡いでこられたのだろう。作業場のごく一部が再現されていたが、本の山、壁にさまざまなスケッチや絵が貼られた、三畳ほどの小さな画室は茂田井さんの小宇宙。
茂田井武の世界展@喜多方市美術館(2月1日まで)→
 http://www.city.kitakata.fukushima.jp/bijyutsukan/tenji.html
このあと、安曇野ちひろ美術館(3月1日〜5月12日)でも開催。
★ウェブ上のミュゼ・モタイも どうぞごゆっくり→http://poche.with.mepage.jp/motai/

セロひきのゴーシュ (福音館創作童話シリーズ)

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