あぶくまに今何が起こっているか

ようやく春らしくなってきたこの地域だが、のどかな「あぶくま」で今こんなことが起こっている…。
以下は、阿武隈在住のたくきさんによるブログ「日本に巨大な風車はいらない」で取り上げられている風力発電の実態です。

まず、この写真を見ていただきたい。→http://no-windfarm.asablo.jp/blog/2009/04/29/4274851
これは山口県下関市豊北町白滝山(注1:いつのまにか町村合併で下関市になっている)に建設されている2500キロワット風車(最終的に20基建設予定)の現場写真(1から4までじっくり見て下さい)。なだらかな中国山地の頂上に並ぶ風力発電施設の途方もない大きさに驚いていたら、なんとこれを上回る規模の施設が阿武隈山系ですでに工事が始まっているという。
田村市川内村いわき市周辺の山地に79基もの発電施設が建設されるという。このうち桧山高原牧場14基、滝根小白井地域23基はすでに工事に入り、楢葉の16基(計画)、川内村南部(黒仏木)の26基(計画)は計画段階だといわれる。
貴重な原生林や雑木林の破壊、野鳥のバードストライク、水源地の破壊、騒音、低周波、こうした問題が何一つ解決されていない現状で、しかも近隣住民が知らない間に計画は進行しているのです。
社民党保坂展人議員の国会での質問書
→ http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a170019.htm
そして答弁→http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b170019.htm
★オススメ 「日本に巨大な風車はいらない」→ http://no-windfarm.net/

一度破壊された自然は元には戻らないのですよ。