「暮しの手帖」とわたし
花森安治氏と共に「暮しの手帖」を創刊、その後も名編集者としてならした大橋鎭子さん、90歳にして初めての自伝。
創刊当時の「暮しの手帖」にもたびたび「着る人」(モデル)として登場していますが、笑顔がすてきな方です。早くに父上を亡くされた鎭子さんは、家族を養おうと手製の練歯磨きを売ろうと計画しますが、これが14歳の時!以後、何にでもまじめに体当たりで取り組まれた90年の歩み。
いつだったか往来堂書店さんが「朝ドラにならないかなあ」と書かれていました(※)が同感。面白いと言っては失礼かもしれないけれど、「人が大事」、「人に親切に」、「何か面白いことないの」といつも好奇心の塊のようなお姿に、元気がでてきます。
※http://www.ohraido.com/book.php?id=291&c=1
- 作者: 大橋鎭子,花森安治
- 出版社/メーカー: 暮しの手帖社
- 発売日: 2010/05/15
- メディア: 単行本
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