映画メモ - livro’s diary

オスカー授賞式が間近だということをすっかり忘れていたら、ちゃんと録画しておいてねと催促のお電話あり。今年もだらだらと授賞式風景を楽しみたいと思います。

★オスカー公式サイト　http://oscar.go.com/

ハンガリー映画。年金でつましく暮らすエミルとヘディの夫婦は家賃も滞納し電気も止められ、大切な思い出のダイヤのイヤリングを手放すことになってしまう。エミルは愛車チャイカに乗り、トカレフを手に郵便局強盗を決行。ヘディも加わって二人の逃避行が始まる。

何しろ81歳と71歳のカップル、まさか「俺たちに明日はない」のような終わり方はないですよねと、最後まではらはらさせられたのでした。エミル爺さんがかっこいいです。

オスカー女優がずらり、ほかにもケイト・ハドソン（『あの頃、ペニーレーンと』で好演）など皆、歌も踊りも素晴らしい。そして情けない監督グイド役のダニエル・デイ・ルイス、かっこ良すぎ！はるか昔に見た『8 1/2』を、また見たくなりました。

『ミレニアム』の続編。テンポも良く楽しめたシリーズ。ミレニアム3は法廷劇だが出廷するリスベットのヘビメタ・スタイル、そして彼女を送り出す看守の姿勢など、スェーデンと日本、彼我の違いがいろいろな場面で考えさせられる。