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とりあえずのものだけ持っての移動だったので、必要なものを取りに家に戻ってきました。未だに冬タイヤだったものでタイヤ交換も依頼。といっても昨年のこの日に大雪が降ったので、遅いという訳ではありません。

片づけていたところ、登山道を上ったところのNさんがひょっこりみえた。二次避難先の会津坂下 柳津から、週に何度かは牛のエサやりに通っているという。先々週家人が戻った時には放し飼い状態で、我が家の周りにも何頭かがいて牛フンもあちらこちらに落ちていたらしいが、今は小屋に入れたそうだ。ジャガイモを地面に埋けたままにしていたのを掘り出しているんだが持っていくかい?とNさん。ここのおばあちゃんは野菜作り名人の誉れ高し、有難く頂きました。

週日は村に残っているAさんが時々エサやりに来てくれましたが、鶏小屋の戸を開け放ったのは震災後ほぼ一カ月ぶり。ニワトリたちは地面に伸び始めた草を元気に啄んでいました。行き先が決まらなかったニワトリたちも、Aさんが避難先に連れていって下さることになりました。

旅するメンドリたち、北の大地でも元気に羽ばたいておくれ。