しあわせの雨傘

1970年代のフランス地方都市を舞台にしたコメディ。冒頭、赤いジャージー姿でジョギングするカトリーヌ・ドヌーヴ、いつまでもお美しい。
夫は雨傘工場の経営者、優雅な日々をおくる妻(ドヌーヴ)の毎日は、夫の「飾り物」のような生活。工場労働者のストで監禁されてしまった夫に代わって、経営の現場に乗り出すことになる。「自立」に目覚めてゆく良妻賢母、70年代後半ならではのテーマだけど、面白かったです。
原題は"Potiche"(飾り壺の意)。