「東日本大震災と憲法」@生涯学習プラザ

山口大学の纐纈厚(こうけつあつし)教授の講演会に家人と参加。
大震災と福島第一原発の事故による人災により基本的人権が奪われてしまった、憲法で保障された基本的人権の必要性を今、改めて実感する機会にしようと呼びかけられた。原発の開発と稼働には基本的人権を破壊する可能性があったことを、どれだけ読みとってきたかとも指摘、安全保障、アジアの平和問題まで熱く語られた2時間だった。
戦後65年が過ぎても今なお、平和憲法は私たちのものになっておらず、未だに""(かぎかっこ)つきのまま、なのにますますきな臭くなってゆく現政権…。棄民という言葉を先生も使われたが、確かに「私たち(福島県民)は棄てられたのだ」と思うし、日本という国はつくづく国民を幸せにしない国なのだと改めて思ったことでした。