藤田佑幸先生講演会メモ@下松教会

長年、反原発運動に関わって来られた藤田佑幸先生。慶応大学で教鞭をとっていたが農業を目指し長崎県に移住。今回の原発事故以来全国から講演依頼が殺到し、講演に忙しい毎日。もう70歳になるので、早く田舎に戻りたい…とも。

  • これほどの原発事故が起こっても、なお原発を止めようとしない国に深く絶望している。
  • 3月11日以降のマスコミは、大本営発表をたれ流した70年前の報道機関と同じ状況。
  • 原発に反対する理由1.大事故の可能性 2.原発労働者の被ばく=根深い差別 3.廃棄物処理の問題が未解決
  • 放射線に対する感受性が高い子どもを守れ、救え(戦時中だって学童疎開をさせた)
  • 年間5ミリシーベルトを越える地域は避難させるべき
  • 電気がなくても暮らせるが、水、空気、大地がなくては生きていけない。
  • 今回、国は福島の被爆者にも、原発労働者にも被爆者手帳を発行しないだろうが、出せと要求するのは私たちの権利。
  • 誰が悪いと弾劾することよりも、こうした状況を許してきた私たち一人一人に責任がある

★藤田先生の講演会の模様@石川県常福寺(2011年6月)→