ミツバチの羽音と地球の回転

一昨年秋に私が福島市のフォーラムでこの映画を見た時、観客は十数人でした。今日、北九州市の小倉で行われた上映会では、午前午後とも会場いっぱいの入場者でした。
自分たちの暮しを、海を守りたいという祝島のおばあちゃんたちの叫びは、311に巻き込まれた私たちの叫びでもありました。「過疎の村で一次産業だけでは食べていけないだろう」という中国電力、余計なお世話です。規模は小さくとも、自給できる身の丈にあった暮しを島の人たちは大切に培ってきたのです。「海は絶対に壊れません」、これも中電側の迷言。この奢りこそが原子力発電推進の根っこにある怪物でしょう。
ミツバチの羽音と地球の回転・上映会情報 http://888earth.net/trailer.html