らっきょう漬

 主婦歴んん十年にして初めて、らっきょう漬に挑戦。師匠本は、『おいしい漬けもの (わが家の保存食手帖)1』 (婦人之友社)。 1ヶ月もすると、カリカリの塩らっきょうが食べられるはず。

訃報:倉橋由美子さん

 70年代のある時期、倉橋さんの作品に夢中で本棚にも何冊か並んでいました。ジェイン・オースチンの「自負と偏見」、ギリシャ悲劇、カフカなど、彼女の作品をきっかけに世界も広がっていった時期でした。結婚後大きな引越しを機会に、大半は家人の実家に預けてしまい、手元にあるのは『聖少女』だけ。80年代以降手が出なかったのは、作品の「毒」と明晰さに、当時の私の日常がついていけなかったからか。『夢の浮橋』以降の作品も読みたいと思います。 『星の王子様』の新訳版が倉橋訳で出版という記事が出たのも、つい最近のことだったと思うけれど…。享年69歳、ご冥福をお祈りします。