映画メモ

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]
大国ソ連アフガニスタン撤退という世界を変える出来事をやってのけたのは、元はといえばお気楽議員チャーリー・ウィルソンの良心だった。実話に基づく映画とはいえアメリカ万歳!ではなくかなりブラックジョークに仕上がっているのだが、その後のアフガニスタン情勢を考えると実に後味が悪い。チャーリーに協力するCIA局員役のフィリップ・シーモア・ホフマン、今回も演技のうまさでピカイチ、というより主演のトム・ハンクスは何をやってもトム・ハンクスのOOになってしまいお気楽度も中途半端にしかみえずダメです。
マーゴット・ウェディング [DVD]マーゴット・ウェディング [DVD]
長い間疎遠だった妹の再婚に招かれたマーゴットは一人息子を連れて海辺にある妹の家に向う。作家で頭はいいのだが独りよがりで、わがままなマーゴットは、妹の再婚相手が無職だと知るや、あからさまに不安を口にするが、自身の結婚生活も破たん寸前、彼女の行くところトラブル続き。笑顔で迎えた妹もマーゴットに苛立ちを覚え、ぎすぎすした関係のまま式の日を迎える。
ニコル・キッドマン演じるマーゴットのやな奴ぶりが見事すぎて、うーむ、微妙。評価が難しい。邦題だとマーゴットの結婚式のようにもとれるが、原題は"Margot at the Wedding"。