アラバマ物語

アラバマ物語』が連載されていたのもこのころのこと(71号で連載終了)。暮しの手帖74号には「この美しい小説を、世のすべての親たちに捧げる」とあります。
アメリカ南部の小さな町を舞台にした弁護士とその家族、そして婦女暴行の罪をでっちあげられた黒人の若者の物語。原作の『To Kill a Mockingbird』を課題図書で読んだものの力不足、結局訳本の『アラバマ物語』を手にした学生時代…。その後、映画も見ましたが、こちらもグレゴリー・ペックアメリカの良心を体現した熱演で素晴らしかったです。オススメ!(本でも映画でも、ぜひ)
余談ですが、原作者のハーパー・リーは作家トルーマン・カポーティとは幼なじみだったそうです。2005年の映画『カポーティー』では、キャサリン・キーナーがリー役で登場していました。

アラバマ物語

アラバマ物語

To Kill a Mockingbird

To Kill a Mockingbird