「よつわり」@原町製パン

ばあこの入院先の病院は、ここから山を越え山を越えること車で1時間、原町にある。これまでなじみのなかった町だが、通うたびに新しい発見があって面白い。前回、駅前通りにレトロな雰囲気の小さなパン屋を見つけた。その名も「原町製パン」、カタカナ名ではなく堅実な名前です。並んでいる食パンは3斤の長いローフばかり。半分でいいのでとスライスをお願いしたら、今日は食パンセールの日でこれで300円(安い!)だからお得だよ、食べきれないなら冷凍しておけばいいからねと諭され3斤買ってしまった。お味のほうはシンプルでどっしり感がある、昔懐かしい給食の食パン風。
今日はここの名物らしい「よつわり」という名の菓子パンを買ってみた。直径10センチ、パンの上に十文字の切れ目が入っており、これが「よつわり」の由来なのか?真中にちらりと見えるのは、懐かしい真っ赤なドレンチェリー…。味見はのちほど。
ふわふわのパン生地のなかに生クリームとあんこがどっさり、仙台の生どら焼きを思い出します。新春ダイエットの志もガラガラと崩れそう…。
【追記】「よつわり」の姉妹パンが「夕月」(ゆうづき)。こちらの中身も生クリームとあんこだが、十文字の切れ目、チェリーはなし。パンの底部にカステラのような生地、これがお月さまに見えないこともない…、これも人気らしい。