【再放送】こころの時代〜宗教・人生〜 シリーズ 私にとっての“3.11”

8月20日(土)NHK・Eテレ 午後1時〜2時
こころの時代〜宗教・人生〜 シリーズ 私にとっての“3.11”
在日朝鮮人の作家・徐京植(ソキョンシク)さんは、原発事故以降、韓国の知人に避難して来るよう言われたが、動かなかった。なぜ、日本にとどまったのか? 徐さんは、その理由を探して福島を訪ねた。耕作禁止の田で働く人、周囲が自主避難するなかで動こうとしなかった人、朝鮮学校の子どもとの出会いから、アウシュビッツや広島の破局を見た人の警句を想起し、原発事故が社会の何をさらけ出し人間の何が問われているか考える。

昨日の早朝の番組。徐さんは、福島を離散させられた人々の状況を「根こぎ」という言葉で表現されました。原発をよしとしてきたのは、日本の「安楽全体主義」だとも(藤田省三という思想家の言葉だそうです)。
もう耕作はできない土地でも荒れてしまうからと1日1時間と時間を決めて草刈りをする農家の方、要介護の奥様と南相馬にとどまるスペイン思想史家の方など、福島の方々との出会いから発せられる深い内容に打たれました。ただいま、ゆっくり反芻中。20日午後に再放送予定、おすすめ。

そのうち削除されてしまうかもしれません。