東京電力・損害賠償請求書類届く


噂の東電損害賠償請求書類一式が昨日届きました。
写真手前の補償金ご請求のご案内、これだけで156ページ、ずっしり重い。家人が既にポストイットをびしびし貼っています。これを読み通すだけでも相当大変、細かい内容を理解するのはもっと大変。そして請求書類、これが50ページ以上の冊子。ほかに同意書、各種証明書などなど、はああ。
このほかに加工所で働いていた分と古本屋の個人事業主分もこれから書類を請求しなければいけないことになっていて、あれこれ考えるだに腹が立つ!これも精神的苦痛に相当するのか?
twitterなどの情報によれば、これらの書類には今後請求はしないといった文言が隠されている可能性があるので、焦って記入し提出するようなことは避けたほうがよいようです。
また、今回、東京電力からの損害賠償請求書類が届いているのは、避難区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域などに住んでいて避難を余儀なくされた人たちのみ。福島市郡山市をはじめ福島県内から自主避難された多くの方々が賠償の対象とされていないことに、大きな憤りを感じています。
★書類が手元に届いた方々は、記入の前にぜひ、こちら↓をお読みください。請求書式、手続きに関する問題点が指摘されています。まわりに避難されている方がいらしたら教えてさし上げて下さい。
東京電力株式会社が行う原発事故被害者への損害賠償手続に関する会長声明」日本弁護士連合会会長・宇都宮健児
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2011/110916.html
賠償請求に関する注意喚起のチラシ日弁連による)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/special_theme/data/precautions.pdf