山口県産小麦でパンを焼く

毎日こう暑くてはオーブンで何かをしようと気も起きませんが、家人が果敢にも初めての「パン焼き」に挑戦してきました。
山口大学エクステンションセンターで開催されている山口県産小麦「ニシノカオリ」栽培のコース、今回はパン焼き実習。ロールパンの残りを持ち帰ってきたのが、これ↓。よく聞いてみると時間が足りないからイーストを増量したとか、発酵時間は20分くらいとええっ??と思うような話でしたが、美味しく焼きあがっていました。
「ニシノカオリ」とはあまり聞かない品種ですが、生産農家によれば肥料食いだが収量が上がらないとか、製粉業者からすれば品質が安定しないとか、パン屋さんに言わせればグルテンが少なくて技術が必要とか。パンフレットによれば、「ニシノカオリ」はみんなが手こずる「やんちゃ娘」、よく言えば個性が香るといいましょうか。地産地消が叫ばれる今、大事に育てたいと関係者の皆さんは頑張っておられるようです。小袋で分けていただいて帰ったので、私ももう少し涼しくなったら挑戦してみようと思います。